保育園内定のための申請書類(申立書)作成のコツ

4月からの保育園内定届きました。

柏市から保育園に内定した手紙が届きました。第一希望にしておいた保育園です。あーよかった。

まだ平成30年度4月分の保育園空き状況表がアップされていないので、希望者数が多かったのかどうか不明ですが、取り立てて有利になるような得点では我が家はないので(夫婦ともにフルタイム勤務ですが、それ以上の加点はありません)、おそらく倍率が1倍以下だったのではないかと推測しております。いずれにせよ、よかった。

一応、来年度以降に申請することになる人に、内定をもらえるようにアドバイスするならば申立書をきちんと書くことでしょう。得点が加算できない以上、他者との違いは申立書でアピールするしかないからです。

・ポイントを絞って要点を箇条書きにする。
 →わかりやすい書き方なら読んでもらえる。
 →自分本位でない気配りができる人間だと思ってもらえる

・記入枠のスペースは守る。余白や裏面などにたくさん書かない。
 →ルールを守る常識ある親だと思ってもらえます。

・申し立てる内容としては次の点でしょう。
 →実家の支援が厳しい。高齢や距離、病気などをアピール。
 →第一希望の保育園の保育方針への共鳴をアピール。
 →なぜ第一希望の保育園でないとダメなのかを書く
 →子供の緊急時の対応時に、この園ならX分以内で駆けつけることができることをアピール
 →家庭事情として保育が必須であり、もしないと精神的にダメージを受ける可能性を書く

いずれにしても、虚偽を書くと内定が取り消しされることもありえるので、嘘はダメです。

アピールすべき点は
・保育の必要性が高い点
 →実家の支援が厳しい、自分たちの精神状態、家計の状況など

・安全な親であること、モンペではない。
 →連絡から対応までの時間など
 →事前見学や一時保育を経験していること
 →きちんと事前にチェックするマトモな親であることを証明する

この他、勤務地までの通勤時間は30分だとしたら、31分と記載する。どちらでも虚偽ではないので、1分でも加点される可能性を期待しましょう。

とにかく、同点で横並びになるのであれば他者との差をアピールするしかありません。

「保育がないと困る」「クレーマーやモンペではなくマトモな社会性がある親」このあたりを意識して記載すべきかと思います。

当たり前のことですが、申込みまでに第一希望の園は必ず見学に行ってください。可能なら一時預かりなどをして調査してください。一時預かり時には印象に残るように、ちょっとしたお菓子を差し入れする、気の利いたメモを作って渡すなどしておくとよいでしょう。

市によると保育園サイドから入園者を選ぶことはできず、市がすべて決定しているとのことですが、印象がよいと保育園と市で打ち合わせがあったときなどに、ひょっとすると口添えしてもらえるかもしれないからです。

他者との差は、藁をも掴むレベルの「藁(わら)」です。1本の藁はすぐに切れますが、藁が束になると丈夫な綱(つな)になるのです。

藁を束ねて綱にする作業を申立書を通して実現するのです。ただし頑張りすぎるとモンペだと思われるので、良識を持つことを忘れずに。

ちなみに、柏市の場合0歳の4月入園であれば、かなりの高確率で希望する園に入れると思います。5月以降であったり、1歳からだと待機児童になる可能性はかなり高いです。そう考えると、もし計画的に子作りをできるなら4月から11月までに出産できるように調整しておくのがよいです。12月以降に生まれた子を4月からの入園に間に合わせようと思うと、いろいろと大変だと思います。2月以降に生まれた場合はそもそも4月入園はできない可能性大です。

うちは8月生まれですが、育休をフルで取得したかったので、できれば4月や5月に生まれていたらよかったなぁと思うこともありました。


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